浜田川の草刈って会
<<< 新着情報 >>>
 
    平成24年:
地域でできることから取り組みました

少子高齢社会 身近で手軽にできる 社会参加

 浜田川の堤防の草刈りゴミ拾い活動は、平成18年から浜田川周辺の各自治部落会や浜田 
川用水利用団体、生産者、協賛企業等が中心となって継続活動を実施しています。平成23 
年は、3・11東日本大震災で壊滅的被害に遭遇し、当初は活動中止としましたが、災害に負 
けないよう早期復旧を願いながら、出来ることから一歩一歩着実にできる地域の協働活動 
として、継続実施に切り替えて取り組んで来た次第です。
 本年度の浜田川の堤防の草刈りゴミ拾い活動には、沼田・神田・脇ノ沢・勝木田の他、米
小仮設団地に住んでいる方々も多数参加して行われましたことが特記されます。誠にありが
とうございます。改めて御礼を申し上げます。

@平成24年度第3回浜田川の堤防の草刈りやゴミ拾い活動は、10月14日(日)75名の参加者
 がありました。無事終了・誠にありがとうございます。

 浜田川の堤防工事は終了しましたが、道路の舗装や川への法面と道路の間の陥没・断層が
 多く、草刈り作業は難儀でした。また、4ヶ所ほどで行われていますが、給水・散水車等の
 事業者は積極的に環境に配慮した対応をして頂きたいと思っています。
  なお、浜田川には、地竹橋より下流に”鮭の遡上”が見られています。

A平成24年度第2回浜田川の堤防の草刈りやゴミ拾い活動無事終了いたしました。
 参加者70名。
 
B平成24年度第1回浜田川の堤防の草刈りやゴミ拾い活動
 がんばろう浜田川の草刈って会〜2012 IN 浜田川 5月27日(日)
 午前6時00分〜8時頃まで好天に恵まれ、参加者は60名でした。
 ありがとうございます。今回は米崎小学校の仮設団地の方々も参加しましたが、同仮設団
 地周辺の草刈やゴミ拾いも同時間帯に行われたことが特記されます。
  なお、3・11東日本大震災で陸前高田市役所も被災したことから、ゴミ袋等の現物支援は
 昨年からなくなっています。

D平成24年2月28日午後7時から米崎町コミセンで、平成23年度の活動の総括反省会とあわ
 せて役員会・総会が開催されました。全員が被災者の中で浜田川の草刈って会の継続活動
 に対する異論もなく、24年度も5月27日・7月22日・10月14日の3回実施が決定しまし 
 た。
C懸案であった小雨決行については昨年並みの小雨であれば、「草刈活動」の実施が決まり
 ました。また、川中のツルヨシ問題は、浜田川の改修や堤防補修問題が解決されるまで、
 刈り取りは実施しないことに決まりました。
Dなお、米崎小学校、高田町と米崎町保育所、米崎町コミセン、仮設住宅利用の方々が浜田
 川の堤防を駐車場に利用していますが、堤防の陥没ヵ所に大量のゴミを捨てる傾向が見ら
 れてきたことから、ゴミの持ち帰り・不法投棄防止に関するチラシ作戦を展開することに
 なりました。

  なお、浜田川の草刈って会活動についてのご意見・要望等は事務局までご連絡して頂け
 れば幸いです。

  なお、本会の事務局体制の充実強化を図るため、企画調整実行委員
 (ボランティア)を募集中です。希望者は事務局まで連絡。
       (メール:kaakocyan@yahoo.co.jp )して下さい。    
   


 <現在の浜田川の草刈って会活動>
 ・企画調整:関係自治部落会リーダー、浜田川水系利用各種団体役員 
       や関係機関団体との打ち合わせ、役員会。
 ・計画実施:年間活動、時期毎計画の周知徹底(チラシ・回覧板)。 
       作業予定地点検。ボランティア募集・保険加入。
 ・反省評価:作業実施地域の点検、収集ゴミ類の分別、清掃センター 
       搬入処理。作業終了のお礼(チラシ・回覧板)。

  ((3・11東日本大震災前まで))
 ・その他 :地域活動、環境美化活動の普及啓蒙の一環として、米ア 
       町ふれあいりんご祭りや気仙地方のNPO団体、各市町  
       産業祭り等に活動状況のパネル展示等も実施。
       



ボランティア活動に対するイメージ調査結果@
浜田川ポスターナビ訪問者のボランティア活動のイメージ
解答率
累積回答率
助け合い・地域活動・奉仕・地域社会づくり・社会福祉
52.0%
52.0%
募金・災害支援・寄付・善意・生活介護・無償・炊き出し
協働・弱者救済
37.2%
81.2%
青少年育成・海外支援・盲導犬・民生相談・社会勉強
観光案内・病院窓口相談・スポーツ支援・自己満足・隣保互助・バザール・相互互
助・子育て・車椅子・交通整理
10.8%
100.0%
 注)調査:平成21年11月1日住田町産業祭り:浜田川ポスターナビ「浜田川知恵袋検定」参加者。

浜田川の草刈って会の活動状況
回数
実施時期
(年月日))
時間
(AM)
参加者
(名)
収集ゴミ
(大・袋)
@
H18, 7,10晴れ
8〜10
50
5
A
    11,12晴れ
6〜 7
65
5
B
H19, 6,10晴れ
6〜 7
88
6
C
     7 ,22晴れ
6〜 7
64
5
D
    10, 22晴れ
6〜 7
110
3
E
H20, 5,25晴れ
6〜 7
55
2
F
    7、20晴れ
6〜 7
75
1
G
   10、19濃霧
6〜 7
70
2
H
H21, 5、31晴れ
5〜 8
102
5.3
I
    7、12晴れ
5〜 8
85
1
J
   10,18晴れ
5〜 8
74
3.4
K
H22, 5,30晴れ
5〜 7
88
1.4
L
    7、11晴れ
5〜 7
75
0.5
M
   10、17晴れ
5〜 7
80
0.5
N
H23, 5,30小雨
5〜 8
30
0.5
O
7、17晴れ
5〜 8
60
各自持ち帰り
P
   10、16小雨   
5〜 8
40
2.5
Q
H24, 5,27快晴
5〜 8
60
1.5
R
H24, 7,22濃霧
5〜 8
70
各自持ち帰り
 S
H24,10,14晴れ 
  5〜 8      75  各自持ち帰り


<気仙地方NPO団体活動展示交流会>
<浜田川ブース訪問者のボランティア経験有無と主な活動の内容>
世 
経験有
経験無
ボランティア経験有の方々の主な内容
30代以下
53.8%
46.3%
清掃ゴミ拾い・町内会・高齢者介護・ユニセフ・花いっぱい・福祉関
係・・・
40〜50
64.3%
35.7%
清掃ゴミ拾い・町内会・高齢者介護・福祉関係・ユニセフ・イベント祭り
支援・・
60代以上
78.6%
21.4%
花いっぱい・高齢者介護・町内会・清掃ゴミ拾い福祉関係・イベント祭り
支援・・
平 均
69.1%
30.9%
清掃ゴミ拾い・町内会・高齢者介護・花いっぱい・福祉関係・イベン
ト祭り支援
( 事務局 吉田一衛 FAX:0192-55-4364
               e-mail:kaakocyan@yahoo.co.jp )

果村米崎 クリーン アップ・る!!作戦 展開
    海・山・里に恵まれた米崎
    地域資源の保全は手づくりで 
  地域が一丸となったボランティア

 浜田川の草刈って会(会長 熊谷 研):平成18年から地域に住む方々が中心となって、
岩手県管轄の2級河川・浜田川の堤防(市道・農道・農業用水施設周辺含む)の草刈り・ゴミ
拾いをしながら、快適な中山間地域の環境美化形成に寄与することを目的にしたボランティ
ア活動団体です。
 3・11東日本大震災で活動中止も検討しましたが、浜田川周辺の堤防は、全国各地からの医
療関係者の駐車場にも利用され、堤防周辺の草刈やゴミ拾いが喫緊な課題となり、被災者自
らできることから始めようとして取り組んでいる継続活動です。
       3・11東日本大震災前までのサインボード:大津波で流失・行方不明


"いわての川と海岸ボランティア活動等支援制度" 
 岩手県沿岸部初の気仙川土地改良区とのアドプト協定(H19〜21年度)
 は平成21年度で終了しましたが、「浜田川」は岩手県所轄の2級河川です。
  沿岸広域振興局大船渡土木センターに相談した結果、"いわての川と海岸ボランティア活
 動等支援制度"があり、岩手県と浜田川の草刈って会が覚書を交わし、同支援制度でボラン
 ティア保険等のご配慮を賜る 事になりました。
  ありがとうございます。今後も米ア町の「地域力」を発揮しながら活発な活動を展開し
 て行きたいと思います。

浜田川の草刈って会 
@浜田川は、その昔、平泉文化を支えた重倉金山を源流とする清流で、鮎・やまめの他、秋
には鮭も登り、古くから馴染みの大川(おおがわ)で地域の大切な資源です。
A平成18年から「サイクルロードレース」の中止に伴い、浜田川の堤防の草刈りは中止とな
りました。このため、浜田川の堤防の草刈りが疎かになり、草が伸び放題で通行上の支障や
自然環境に恵まれた地域の景観を損なうほどの状態にありました。
Bそこで、浜田川の草刈りにより、通行上の支障解消や自然環境に恵まれた地域資源を手づ
くりで保全し、快適な景観形成に寄与するため、平成18年から旧浜田村の町内自治会等との
連携により、趣旨に賛同して頂ける方々を募り、岩手県所轄の2級河川・浜田川の堤防の草刈
り・ゴミ拾いを実施しています。

参加集落  高畑・佐野・高木・雷神・糠塚沢・地竹沢・沼田・神田
・松峯・脇ノ沢・能化・樋ノ口他
「浜田川の草刈って会」(旧浜田村 町内自治部落会 浜田川水系利用各種団体組合等)
( 事務局 吉田一衛 FAX:0192-55-4364 e-mail:kaakocyan@yahoo.co.jp )

<おまけ>
「果村米崎 クリーン アップ・る!!」  とは?
果村米崎:米崎小学校校歌(新沼三郎作詞):「果村の名ある米崎の・・・」から採用。
新沼三郎先生は糠塚の生まれ、勅題預選の栄光。
 なお、糠塚の新沼兄弟の勅題預選の歌碑は宮内大臣松平恒雄の筆で高田松原に昭和15年建
立されています(3・11大震災で石碑は行方不明です)。
クリーンアップ・る!!
「浜田川堤防の草刈りやゴミ拾い」と「岩手県沿岸最大のりんご産地」を組み合わせた浜田
川の草刈って会の地域協働活動推進」のための造語です。

<<役員・組織体制>>
会長:熊谷 研(西の沢水利組合長)。副会長:紺野三男(雷神自治会長)・金野昭弘。運
営委員:旧浜田村・浜田川流域の各区長、浜田川用水利用各種組合組織団体の長
監事:宮本俊夫(前糠塚沢部落会長)・千葉誠(佐野部落会長)。
事務局長:吉田一衛(雷神自治会・西の沢水利組合)・事務局員:鈴木善久(地竹沢部落会
長)。次期役員 金野敏彦。


<浜田川の草刈って会を実践して思ったこと>
 高度経済成長時代は、住民ニーズに応える形であらゆる分野まで行政が対応してきました
が、少子高齢化・混住化や日常の生活圏域の広がりなどと相まって、地域内のコミュニテイ
形成や自主的な地域連携活動の停滞が指摘されています。
 また、現在は、多様化した行政サービスの対応が至難となり、誰もが容易に参加できる
「新たな地域づくり・協働活動の推進」が時代の要請で、その担い手育成も大きな施策的ポ
イントとなっています。
 なお、アドプト制度のPRには、サインボードの設置がありますが、最近のIT社会は景
観問題も考慮すべき事態になっています。
 また、インターネット利用によるPRも一手段と思われますし、各種書類提出や問い合わ
せ等に対する事務費も考慮すべきと思われます。

 阪神大震災が契機となったNPO法や地方分権法施行と共に、各地で行政と企業・市民巻
き込んだ「協働活動」が提起され、地球環境問題なども含め、従来の行政サービス依存型か
ら脱却した「持続可能成熟化社会の形成」が今日的課題で、各種計画では「協働・市民働」
の文字は溢れるほど見られているが、ややもすると短絡的に「即NPO法人育成」
に結びつける傾向が見られています。

 現実的には、日本型NPO。簡単に言えば、「地縁集団の認可による地域に住む方々が誰
でも容易に参加できるボランテイア活動・担い手育成となる受け皿組織に対する支援」が急
務であり、そのためにも、地域に住み慣れた方々による河川の草刈りなどは「協働活動」そ
のものの原点であり、行政的にも誰もが主役で「環境を守り育てる地域づくり・地
域協働活動」として、側面的な支援は喫緊の推進方策と思われしたが、道路・河川の場合、
行政組織・管轄区分等から、各種のアドプト制度の導入が至難であることを実感しました
が、平成19年6月14日に気仙川土地改良区のご配慮により、岩手県沿岸部は初のアドプト協
定(平成19年〜21年度)を締結し、平成22年6月29日付けで沿岸広域振興局長と浜田川の草
刈って会(会長熊谷研)が覚書を交し、"いわての川と海岸ボランティア活動支援制度"の一
環として取り組むことになりました。
 なお、市民環境課のご配慮により、草刈時に集まったゴミ処理(空き缶・空き瓶等)は市
清掃センターへ搬入し、その処理代は昨年の2回目から無料となりました。
 また、平成19年から関係機関・団体には、担当者への連絡やチラシ以外に、公文書による
ご指導ご支援要請をすることとしました。


メール:kaakocyan@yahoo.co.jp

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